食べて痩せる食材ダイエット

寒天を使う前に注意してほしいことがあります。

寒天は冷めて固まるときに、だいたい１００倍の水を吸収する性質があります。
粉寒天を大量に摂取すると体の中の必要な水分まで吸収してしまう可能性があります。
ですから大量に粉寒天を摂取するのはやめましょう。

お茶の中に溶かす場合は、１００ｃｃに対して粉寒天１ｇが限度です。
この注意を守って頂ければ、粉寒天は手軽で効果的な寒天の摂取方法といえます。


粉寒天の摂取方法

粉寒天は粉末なので液体に溶けやすいのが特徴です。
緑茶やコーヒー、紅茶に混ぜても効果は変わらないので、いろんな味を楽しんでくださいね。

ただ、粉寒天を溶かすときのポイントがあります。


寒天は液体で摂取すると胃の中でゲル化します。

ゲル化したときに糖を一緒に包み込んで、糖の吸収スピードをゆっくりとさせます。
しかし、粉寒天は９０度以上にならないと完全には溶けないのです。


熱いお茶に入れるだけなら、胃の中で固まる力は弱くなってしまいます。

糖の吸収をゆっくりにする効果を期待するには、沸騰させるということが大事です。

粉寒天だけではなく、角寒天というものもあります。
ご飯を炊く前に水に戻した寒天を入れて炊くと、ふっくらおいしい食感が楽しめます。

角寒天はお米１合に角寒天（１本８ｇ）1/4本を目安としてくださいね。

シチューに入れると、寒天が溶けてとろみもつくので一石二鳥です。
シチューに入れるときは４人前に対して角寒天1/2本がいいと思います。


角寒天は戻さずに使うこともできます。

角寒天をちぎってみそ汁を注ぎます。
不思議なことに寒天がみそ汁を含んでフカヒレのような感じになります。

１人前で、角寒天1/8本を目安としてください。

寒天の入れすぎには、くれぐれも注意しましょう。

医薬品を服用されてる方は、寒天の摂取方法に関してはお医者様に相談してくださいね。