食べて痩せる食材ダイエット

寒天の原料は、天草やオゴリノという海草からできてます。
その寒天を、加熱で溶かして不純物を取り除いたものがトコロテンです。

寒天とゼラチンは違うものということ知っていましたか？
寒天は植物性食品でゼラチンは動物性食品です。

寒天の８１．２％は食物繊維でできてます。
この豊富な食物繊維がダイエットにとても効くのです。


寒天には他にもいろいろなパワーがあります。
寒天に含まれている食物繊維は水溶性と不溶性があります。

水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のえさになるので、善玉菌の働きが活発になります。
腸内環境を整えて、排便を促し便秘を解消するという訳です。


水溶性食物繊維を含む食材にはこんなものがあります。
にんじんやキャベツ、リンゴといったものです。

不溶性食物繊維は、水を含んで膨張します。
膨張することで腸壁を刺激します。
刺激された腸壁は、腸のぜん動運動を活発にします。
すると、食物繊維が吸収した水分によって便が出やすくなります。


不溶性食物繊維を含む主な食材は、わかめやセロリ、サツマイモなどです。

寒天ダイエットのいいところは、限りなくカロリーがゼロということです。

寒天の食物繊維は消化吸収されることなく胃や腸をゆっくりと流れます。
ゆっくりと流れることで満腹感を与えてくれ、余分なカロリーの摂取が抑えられるのです。

寒天ダイエットは満腹感がありつつもカロリーダウン出来るということです。


寒天を食前に食べると、胃の中でドロドロしたゲル状になります。
後から摂取した糖を包み込んで、胃から腸への移動がゆっくりになり、小腸の吸収スピードも落ちます。
スピードが落ちることで、血液中に糖が溢れにくくなって脂肪の蓄積を防ぐことができます。

ゲル状になった寒天を、腸が押し出そうとします。
押し出そうとすると腸が大きく動くので、周辺の筋肉の運動量が多くなり、基礎代謝量が１０〜２０％アップします。

寒天ダイエットで上手に食べながらも痩せたいですね。